2024初冬の高麗ランタンの灯火

日韓友好を目的に韓国様式で建てられた山形県道の駅とざわ 高麗館ではこの時期にランタン祭りが開催されている。高麗館HPによると「1985年、戸沢村の農業青年(国際交流塾)とアジア・アフリカ農村リーダーとの交流を契機に韓国の人々との交流が始まりました。農業技術交流・婦人交流・児童交流へと発展、互いに文化を学び、両国農村の共通する現状から、共に豊かな地域を創るための相互理解を深めました。戸沢村にも国際結婚で韓国の婦人達が暮らすようになり、戸沢村の婦人達との交流で「キムチ」を作るようになっていきました。

 

戸沢村では、キムチフォーラムや婦人交流へと発展し、キムチは戸沢村の特産品になっています。」とのこと。

 なるほど、建物がまさしく本場韓国の宮殿を表し、まるでソウルへやってきたかのようです。会場は道の駅ですが、一般の道の駅とちがうところは、駐車場が平坦ではないのです。傾斜地を利用して、国道からやや坂上にあがったところに建物やパーキング、トイレなどが配置されています。どうも地すべりの跡地で、土塊を排除して地すべりを安定化した結果の地形を有効利用しているらしいのです。ゆるい傾斜地なので建物がよりソウルのようにリアル感があります。

 

 ランタンはコリドーの天井にぶら下げられ、歩く人を厳かに照らしています。日本の提灯では味わえない色感覚で、まさしく異国に来た感じです。若いカップルや小さい子供をつれた家族が満喫している。広場では韓国料理のキッチンカーが多数参加され、韓国出身のDJKPOPを奏でている。周辺が真っ暗な最上川沿いでここだけ明るく、とてもにぎわっている。

 

 雪で閉ざされる前のつかの間のフェスティバル。初冬の山形県で、ショートトラベルを満喫した。

Short traveler

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