2023早春の高岡

久しぶりに早春の風景を見に行った。ここは富山県の西部にある高岡市。県庁所在地の富山市からかなり近い。新幹線では10分で富山駅から到着する。したがって富山駅を出発するとすぐに停車のアナウンスが流れる。こちらも富山駅で降りる準備をするくらいの気持ちで降車を待つ。

高岡市は、町を歩くとすぐに気づくが、歴史が深く練りこまれた様子が伺える。古い町並み、崇高な雰囲気の神社と仏閣が多くある。江戸時代を連想させる古い町屋が残っていること。高岡市のホームページからも、江戸時代の加賀藩の台所や商業の中心地であったことなどが記載されている。

確かに、高岡は岐阜県から流下している庄川の巨大扇状地にあたる。上流の山地では良質の杉が生産され、川を通じて河口から北前舟で大阪などに出荷できたこと、広大な扇状地では稲作が盛んで、同様に舟運により大都市に出荷できたことなどから、商業が盛んであったことが伺える。当然花街なども形成され多くの人々が行き交ったに違いない。それらの古の良さが深く残った町である。

数枚の写真を撮影したのでここに掲載する。

古き町屋を連想させる残存する「千本格子の家並み」 石畳である。

射水神社の紅梅と白梅 縁起がいい

紅梅と手水鉢 冷たい清らかな水が気持ちいい

雨晴海岸からみた立山連峰 3000m級の山を海岸から見上げることができる日本で唯一の場所

源義経が奥州へ逃れる際に立ち寄ったときに、大岩の影で雨が晴れるのを待ったことが由来のようである。

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